火星のココロ

作:馬場 民雄

火星のココロ -Beautiful Little Garden-

1999年のオルタレイション・バーストから59年もの年月が流れた。
西暦2058年、ここは火星移民都市コロニー。完成から10年が経過し、地球を混乱させているノッカーズ犯罪とは無縁の平和な生活が行われていた。月面テロの被災孤児・ココロは、火星開拓の第一人者にして英雄とたたえられる・アレスとその妻マサコの養子となり、元気に暮らしていた。ある日、マサコの流産に落ち込んでいたココロは、逃げ出してきたノッカーズ犬・コロと出会う。夜の火星の寒さからココロを守るために能力を発動させるコロ。火星には存在していないとされているノッカーズ能力を持った犬が紛れ込んだことで、ココロは火星都市とノッカーズを巡る諸問題に巻き込まれていくことになる……。


火星のココロ -Hero come to Mars-

『火星のココロBeautifulLittleGarden』の続編として、電子書籍で配信中の作品。
火星にはいないはずの”ノッカーズ”が現れる中、持ち前の明るさと人懐こさで”ノッカーズ”の心も動かすココロ。そんなココロに興味を持つヤコブ博士がココロを研究に巻き込み地球とノッカーズの秘密に迫る…!

ebookjapan『KATANA』にて不定期連載中

さらにHXL Facebookページ にも不定期投稿中!


登場人物

kokorokokoro ココロ
火星に住む、好奇心旺盛で元気いっぱいの女の子。
kokorokoro1kokorokoro2 コロ
地球から火星に愛玩動物として送られてきた。時に変身し、制御不能なほどの強大なノッカーズ能力を放つ。
kokoroares アレス・ドナーココロの養父。火星開拓の第一人者として宇宙英雄と称えられている。政治家であり、天体登山家であり、科学者でもある。
kokoromasako マサコ・ドナー
ココロの養母。家族思いでとても優しい。その傍ら、悪を許さない強い心も持っている。乗馬が得意なココロ自慢のお母さん。
kokoroyacob ヤコブ・フィードラ博士
ノッカーズ研究の第一人者と称される、自身もノッカーズの科学者。頭部の触手で触れた物の量子的特性を精査できる能力を持つ。
全3巻

 

主なクロスオーバー作品

 kokorokrando kokorousatan
『クランド』
クランドの霊力が宿った小石が長い時間と距離を巡り巡って火星にたどり着き、コロの成長に大きく関わる事になる。
『ウサ探』
寿命のないウサ探、長い時間と距離を巡り巡って火星にたどり着いた。